試作で失敗したベーグルから学んだこと|商品づくりの裏側

こんにちは!さきかです😊
新しいベーグルの味を考えるとき、最初からうまくいくことばかりではありません
頭の中では「絶対おいしそう」と思っていても、実際に作ってみると、思っていた仕上がりと違うことがあります👀
味がぼやける。
具材が多すぎる。
焼いたら香りが弱くなる。
食感が重たくなる。
試作では、そういうことがよくあります。
今日は、n.t.bagelの商品づくりの中で、試作の失敗から学んだことについて書いてみます☺️
頭の中のおいしさと、実際のおいしさは違う
レシピを考えているときは、頭の中で味を組み立てます。
この生地にこの具材を入れたらおいしそう。
この季節ならこの香りが合いそう。
この組み合わせなら見た目もかわいくなりそう。
そうやって考える時間はとても楽しいです。
でも、実際に作ってみると、思っていた通りにならないことがあります。
焼いたら香りが飛んでしまったり、具材の味が生地に負けてしまったり。
頭の中でおいしそうでも、実際に食べてみないとわからないことがたくさんあります。
具材を入れすぎると、まとまらないことがあります
試作でよくあるのが、具材を入れすぎることです。
おいしいものをたくさん入れたら、もっとおいしくなる気がします。
でも、ベーグルの場合は、具材が多すぎると生地とのバランスが崩れることがあります。
甘さが強すぎる。
食感が重たくなる。
成形しにくくなる。
焼いたときに具材が出てしまう。
そんなことがあります。
ベーグルは生地そのものの食感や小麦の味も大切にしたいパンです。
だから、具材は多ければいいというわけではなく、生地と一緒に食べたときにちょうどいい量を探します😄
香りは焼くと変わります
試作で難しいなと思うのが、香りです。
仕込んでいるときにはしっかり香っていても、焼き上がると印象が変わることがあります。
特にお茶やスパイス、柑橘の香りは、焼くことで弱く感じたり、別の印象になったりします。
反対に、焼くことで香ばしさが出て、思っていたより良くなることもあります。
香りは、作っている途中ではなく、焼き上がって食べたときにどう感じるかが大切です。
そのため、試作では焼き上がりの香りと、冷めたあとの香りも見ています。
お客様に冷凍でお届けするので、冷凍して解凍後に食べて確認しています!
食感が重たくなることもあります
味はよくても、食感が重たくなることがあります。
しっとりした具材を入れたとき。
油分のある素材を使ったとき。
甘いフィリングを入れたとき。
生地とのバランスによっては、食べたときに少し重たく感じることがあります。
ベーグルはむぎゅっとした食感が魅力ですが、重たすぎると食べ疲れてしまいます。
ひと口目がおいしいだけでなく、最後までおいしく食べられるか。
そこも大切にしています✨
失敗すると、次に見るところがわかります

試作がうまくいかないと、少し落ち込みます。
でも、失敗すると次に見るところがわかります。
具材を減らしてみよう。
生地の甘さを少し変えてみよう。
香りを出すタイミングを変えてみよう。
焼き方を変えてみよう。
一度で完成しなくても、少しずつ近づけていく感じです。
失敗した試作も、無駄ではありません。
むしろ、失敗したからこそ気づけることがあります。
失敗したときは↓の本を読んで何で失敗したかを考えることが多いです。
ベーグルづくりの失敗に関する記事はこちらから
https://www.ntbagel.site/category/make-bagels/bagel-troubleshooting
まとめ
試作では、うまくいかないこともたくさんあります。
頭の中ではおいしそうでも、実際に作ると違うことがあります。
具材の量、香り、食感、焼き上がり。
見直すところはたくさんあります。
でも、そのひとつひとつが、次の商品づくりにつながっています。
失敗したベーグルからも、学ぶことはたくさんあります。
これからも、試作を重ねながら、n.t.bagelらしい味を作っていけたらいいなと思います。
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