菓子製造業許可後に変わること|仕込みと販売の流れ

「許可を取ったら、いよいよお店がスタートできる!」

菓子製造業許可の取得を目指しているとき、私もそう思っていました。

許可を取ることがゴールのように感じていたんです。でも実際に取得してみてわかったのは、許可はスタートラインに立つための「切符」であって、本当の変化はそこから始まるということでした。

この記事では、菓子製造業許可を取ってから私自身が経験した

「仕込みの変化」

「販売の変化」

「気持ちの変化」

をリアルにお伝えします。

これから許可を取ろうとしている方、取得したばかりでどう動けばいいかわからない方のお役に立てれば嬉しいです。

菓子製造業許可を取ると何ができるようになるのか

まず基本的な確認から。

菓子製造業許可を取得すると、パンや菓子類を製造して販売することができるようになります。

許可なしの状態でSNSやBASEで販売することは、食品衛生法に違反する可能性があります。

「知らなかった」では済まされない話なので、許可取得はベーグル屋を続けていく上で絶対に必要なステップです。

「お店として責任を持って売る」それが許可取得の本質です。

許可の対象品目は地域によって異なりますが、ベーグルは一般的に「パン製造」または「菓子製造」の区分に入ります。

申請前に必ず管轄の保健所に確認しましょう。

許可取得後に変わった3つのこと

変化1:仕込みの「ルール」が明確になった

許可取得にあたって、保健所の担当者と何度もやり取りをしました。

そのなかで一番勉強になったのは、食品衛生上の「当たり前」を言語化できるようになったことです。

具体的には、こんなことが変わりました。

  • シンクの使い分け:食材洗い用と手洗い用を明確に分けるようになった
  • 温度管理の記録:冷蔵庫冷凍庫の温度を毎日確認してメモする習慣がついた(HACCP)

「やってはいたけど意識していなかった」ことが、許可取得の準備を通じてルーティン化されました。

変化2:販売の「自信」が変わった

許可を取ったことで家で作って家族や知り合いにプレゼントするのとは代わり、お店で作ったものを販売するという風に変わりました。

具体的に変わったことはこちらです。

  • BASEの商品ページに許可番号を記載できるようになった
  • マルシェやイベントへの出店ができるようになった(主催の方が営業許可を求めることもあります)
  • ギフトや納品などの問い合わせにも対応できるようになった

変化3:「お店をやっている」という自覚が生まれた

これは意外かもしれませんが、私にとって一番大きな変化でした。

許可を取る前は、どこかで「趣味の延長かな」という思いがありました。

でも許可証という公的な証明書を手にしたとき、初めて「私はベーグル屋をやっている」と心から思えたんです。

子育て中で、店舗もない。

そんな自分でも、ちゃんとしたお店として認めてもらえた——その感覚が、次の行動の背中を押してくれました。

まとめ

【この記事のポイント】
✅ 菓子製造業許可を取ると何ができるようになるのか
✅ 仕込みのルールとルーティンが変わる
✅ 販売への自信と対外的な信頼が変わる
✅ 「お店をやっている」という自覚が生まれる

菓子製造業許可は、取るまでが大変と思われがちです。

でも、取ってから仕事をしてから沢山の経験を積むことができました!

手続きまで物件探しなど大変なこともある、でも「自分のベーグルをうってみたい!」。そう思うと、少しだけ前向きになれました。

無店舗ベーグル屋として子育てしながら続けていくために、私自身もまだまだ途中ですが、一緒に歩んでいけたら嬉しいです。

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